日本橋三越本店コンテンポラリーギャラリー(東京)にて発表され、大盛況を博したクリエイティブチーム「AC部」の展覧会「GIFTOOOON」が、OVERGROUND(福岡)への巡回を経て、この度、広島にて開催されることが決定しました。
日本を代表するポップカルチャーの一つである「漫画」。1999年の結成以来、AC部はユニークな手法で漫画表現の可能性を広げてきました。同チームが開発した「高速紙芝居」や「GIFマンガ」といった作品群は、その斬新なアイデアにより日本国内外で注目を集めています。最近では、月刊コロコロコミック(小学館)にて連載中の漫画『キャンバれ!郎太桃』を通じ、幅広い読者層への新たな挑戦を展開しています。
広島会場となる「猫屋町ビルヂング 2F GALLERY」では、SNSで大きな話題となった自動で漫画を描き続けるインスタレーション作品「自動漫画家」を展示。
「自動漫画家」とは、自動で漫画を描き続けるマシンのことです。モニタ上に映し出される顔や腕の映像と、ペンを持つ機械の手の動きが連動しており、まるで悩みながら描いているように動く人造人間のような存在です。漫画のモチーフとなるのは、音楽ユニットgroup_inou(グループイノウ)の楽曲「HAPPENING」のミュージックビデオ
として制作されたGIF漫画作品、会場内にて映像作品としても楽しめます。その他にもGIF変換による画像の圧縮やディザリングの粒子感を、一粒一粒丹念に手描きで表現したキャンバス作品や、白黒のアニメーションGIFをシームレスに繋いだデジタルコミック「GIFマンガ」など、デジタル技術とアナログ表現が交差する多彩な作品が一堂に会します。
これまでの活動で培われたAC部の「映像作家」としての独創的な表現を、是非ご堪能
尚、会場では展覧会用に制作された新作のオリジナルグッズの他、これまでに制作された「イルカのイルカくん」グッズや「AC部」グッズの販売も予定しております。詳細は以下のAC部公式SNSアカウントをご確認